ROI事件ファイル No. 003 | 届かぬ誠意、返送される内定通知

📅 2025-04-30

ROI コスト 利益 人事 郵送 LINE 世代 デジタル改革


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ICATCH

柔らかな日差しの下、並木道を散歩していた頃、
1件の通知が届いた。


🎯 依頼内容

「内定通知を毎年郵送しています。役員から“そろそろ見直せ”と指示がありました。
理由は明かされていませんが、郵送費と誤送は気になっています。
学生にはLINEなどの方が届くと思ってはいますが……。」


🔍 調査内容


📈 調査結果とROI試算

項目 Before After 補足
初期投資コスト ¥0 - -
売上 - - -
コスト回収期間 - - -
時間削減率(年) 3時間 0時間 100.0% 削減
コスト削減率(年) ¥81,000 = ¥72,000(郵送費) + ¥9,000(人件費) ¥2,400(SNS費) + ¥0(人件費) 90.96.7% 削減
投資対効果 - - -

COST


🧮 ROIスコア評価

評価軸 スコア コメント
ROI(費用対効果) 5 時代・世代を把握した知識で初期コストを削減+開封率の向上+ミスの低下
回収スピード 5 初期費用をかけていないため回収リスクなし
属人性の解消度 3 新しい事を始めると、手間が増えるためそれを嫌う方もいる、初めは属人化してしまう恐れあり
時間削減インパクト 5 人手の作業からオンライン設定の作業への変更で時間の浪費とミスの発生率が下がった
拡張性・再現性 2 成功事例として、社内で賞を獲得した。これをきっかけに新たな取り組みが企業内で発展する事を期待する

合計スコア:20 / 25点

RADER

📝 探偵の見解

この件の本質は「丁寧さ」のつもりが「伝わらない不便さ」になっていたこと。
Z世代には“紙の通知=遅い・読まない・迷惑”という可能性すらある。
役員が意図していたのは、コスト削減ではなく“適応”かもしれない。

提案:LINE通知の選択制を導入し、SNS/メール/郵送を本人選択制に。
小さく試して数値化し、翌年から本格導入を判断する。

(新)時代の変化と(旧)社内文化のバランスが均衡に保たれる、 これが難易な事だと感じた。

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