📅 2025-05-02
ROI 営業 会議 無駄削減 属人化
新緑が眩しい初夏の頃、
ある企業の営業部長から、一通の相談が届いた。
「毎週の営業会議に時間を取られすぎて、
営業活動そのものが後回しになっている。
内容もマンネリ化していて、正直“これ意味あるのか?”と感じることも多い。」
項目 | Before | After(改善提案後) | 補足 |
---|---|---|---|
初期投資コスト | - | ¥30,000(ファシリテーション研修) | 外部講師1回分 |
売上 | - | - | - |
コスト回収期間 | - | 約1ヶ月 | 工数削減効果による |
時間削減率(月間) | 120時間 | 40時間 | 66.6% 削減(会議頻度・時間短縮) |
コスト削減率(月間) | ¥360,000 | ¥120,000 | 工数換算 |
投資対効果(ROI) | - | 400%以上 |
評価軸 | スコア | コメント |
---|---|---|
ROI(費用対効果) | 5 | 会議工数の大幅削減+営業活動時間の回復 |
回収スピード | 5 | 研修費用は初月で回収 |
属人性の解消度 | 4 | ファシリテーションルール整備で進行役の属人性を緩和 |
時間削減インパクト | 5 | 月80時間削減は組織全体に大きな余裕を生んだ |
拡張性・再現性 | 4 | 他部門でも応用可能なルール設計 |
➡ 合計スコア:23 / 25点
営業部で発生していた時間ロスの本質は、
「会議=業務」と錯覚してしまう文化だった。
本来の目的は、営業活動の活性化・改善だったはず。
しかし会議の「開催自体」が目的化し、
手段と目的が入れ替わっていた。
この改善提案により、
営業担当者は「動ける時間」を取り戻し、
案件成約率もわずかに向上し始めた。
ROI探偵事務所が改めて気づかされたこと──
それは、「時間の価値」は見えにくいが、確実に存在するということだ。